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(8)住宅ローンについてのまとめ


住宅ローンについてのまとめ

返済期間が30年や、35年などと長期の住宅ローンを組む場合には、金利上昇リスクがその分大きくなるので、金利が多少高くなっても「フラット35」のように、完済するまで金利が変わらないローンを利用するのが最も安心できると言えます。反対に返済期間を10年程度に短くできる人であれば、金利上昇リスクはそれほど高くないので、変動金利型や固定期間選択型の特約期間が2年、3年など、短期の固定金利選択型で金利の低いローンを利用しても良いでしょう。

さらに、こうしたローンなら、優遇金利やキャンペーン金利で、フラット35よりも圧倒的に低い金利で利用することができます。なおかつ、低金利である時に、手元資金を貯めておくことで、その資金を繰上げ返済などに利用して、短期固定金利選択型が終わった時点での金利上昇リスクを抑えることも可能です。

フラット35では、低い金利を提示しているノンバンクなどで初回の事務手数料が高くなっている場合があります。これは「ディスカウントポイント方式」と呼ばれるもので、最初に、一定の手数料を支払うことで金利を低くする仕組みです。その為、借入れ先を検討するときには、金利だけではなく借入れ当初の手数料までを含めた総支払額を比較検討するのが良いでしょう。

住宅ローンはメンテナンスが必要

住宅ローンは、通常であれば数十年と長く付き合っていかなければならない商品です。数年やそこらで返済できるようならば、メンテナンスはほとんど必要ないと思いますが、数十年間返済が必要なプランでは、月ごとや年毎の、住宅ローンのメンテナンスが必要となります。

住宅ローンはまるで生き物のようです。金利タイプの選択によっては、金利を変動させ常に債務者を悩ませます。また、よく手入れをしないと、大きな損失を生むことにもなりかねません。メンテナンスをしっかり行うことで、無駄な出費を減らすことが可能なのです。

住宅ローン メンテナンス

返済についての具体的な相談は、専門家に力になってもらうのも良いですが、まずは現在借入れを行っている金融機関へ相談してみるのが良いでしょう。そして、相談後に、各種専門家に意見を聞いたり、友人、知人の知識を得て判断するとよりよい結果が導き出せるはずです。ある程度は、金融機関も柔軟に対応してくれるはずなので、最初からあきらめず、手遅れになる前に相談してみることが重要だと言えます。

住宅ローンの金利動向

住宅ローンの金利動向は、変動金利型や、短期の固定金利選択型を利用しているのなら、常に注意しておく必要があると言えます。金利動向は、時代の変化により刻々と変化し、また金利上昇傾向と、下降傾向とでは、住宅ローンの選択方法は異なってきます。

そこで、下記では、金利上昇傾向にある時と、そうでない金利下降傾向の場合の対応をご紹介したいと思います。

金利上昇傾向では

まず、消費者にとって、最もリスクが高い商品選びになることが予想されるのが、金利上昇傾向の時です。この時期、選択した住宅ローン商品によっては、当初予想した金額以上の金額に膨らむ可能性もあります。特に影響を受けると思われるのが、変動金利型や、短期固定金利選択型を選んだ方々です。借りる際は、金利があれほど安かったのに、金利上昇傾向時期に契約が終わると、急に金利上昇の煽りを受けてしまうことになります。

では、その対策として、どうすれば良いでしょうか?早急な対策として、将来の金利負担増を考えると、まず借り換えといった選択がでてきます。できるだけ早めの借り換えを検討し、借り換えを実行するのならば、スピードがとても大事です。

借り換え先は、現在の残り支払い額を想定し、その額に見合った返済で、できるだけ長めの金利を選択するのが良いでしょう。もし新規であるなら35年間は金利が変わらない「フラット35」などの商品もお勧めです。ただ、注意することとして、長期で返済することは念頭に置いておくのですが、無駄に長く返済期間を延ばしたのでは、払う必要のない金利も支払うことになってしまいます。なので、現在の残高に見合った返済額、返済方法を考えて、なるべく早期に完済できるよう目指しましょう。

金利下降傾向では

金利下降傾向において、消費者が新規でローン商品選択をする場合、それほど大きなリスクを負うことはありませんが、選択を誤ったせいで大きな損をすることはあります。例えば低金利時期を見過ごして、高金利時代に借りていたままの金利で未だに返済を行っている方々がそうです。

金利下降傾向時期は、消費者にとって絶好のチャンスと言えます。金利上昇傾向時期とは違い選べる商品も多いはずです。心理的にも楽だと言え、現在の借入れ金利と比較して、より低利の住宅ローンを組むことができるように借り換えなどを検討しては如何でしょうか?

まず、この時期には、長期の固定ローンや完全固定型ローンなどは、お勧めできません。この時期の場合、低金利で借りることが可能な「変動金利型」や「短期の固定金利選択型」などの商品がお勧めです。つまり、金利上昇傾向時期とは逆の選択というわけです。また、すでに変動金利型や短期の固定金利型を選択しているという方は、同じ変動金利型や、固定金利型でより低金利で良い条件の商品があれば、手数料なども比較検討し、借り換えるようにすれば金利下降傾向時に大きく得をすることになります。

また、低金利に借り換えることができても決して安心はできません。金利下降時期があるのなら、金利上昇時期が来るからです。低金利時期において、金利上昇の気配をいち早く感じるのは難しいですが、もし金利上昇傾向が見え出したら、今度は、早急に長期の住宅ローンへの検討が必要です。

このように、時期によって比較検討し、うまく借り替えていくことが賢い住宅ローンの選択と言えるでしょう。

フラット35年間金利推移

当サイトでは、フラット35の年間金利推移をご紹介しています。大手銀行と、ネット販売を主にしたSBIモーゲージや楽天モーゲージの年間金利推移を確認することが可能です。ぜひ、フラット35を利用する際には、今後の金利動向も含め一度ご覧になっておくことをお勧めします。

 フラット35年間金利推移(毎月更新)
http://www.flat35.biz/graph/index.html

返済シミュレーションの活用

当サイトでは住宅ローンをシミュレーションする為のシミュレーションをご用意しています。住宅ローンにおいて、シミュレーションを利用するのは重要なポイントです。将来設計を予測することがビジュアルで確認できますし、数字によって計画がより現実に見えてきます。シミュレーションは一度だけ利用するというものではなく、様々な場面で金利を想定して数パターン、数十パターンの結果を出しておくと、より分かりやすく比較できるはずです。

 一度だけでなく、数十種類の設定(金利タイプ、金利、商品などを加味する)し結果を知っておく。

また、住宅ローンの場合、金利シミュレーションだけでなく、その他の様々なツールがオンラインで用意されていますので、それらを活用して、少しでもお得な住宅ローン計画を立ててください。

 住宅金融支援機構がオンラインで提供するかんたんシミュレーション
http://www.flat35.com/simulation/index.htm

将来のライフプランを考える

住宅ローンの返済は、長期に渡るため、自分達のライフプランについてもローン契約する前に今一度考えておいたほうが良いでしょう。まず、子供ができた場合、または、現在いる場合は、教育費が必要になるはずです。通う学校が私立か公立であるかによっても、必要費用が変わってきます。日本人は世界からみても長寿大国であり、平均寿命においては、女性が世界一と報道されています。男性は約80歳、女性ならば約90歳は生きると言われている現代ですから、それまでの生活資金もある程度考慮しなければなりません。

年金は今後、給付額が減っていくことが予想されますし、物価も急激に上昇するかもしれません。老後の為、ある程度の資金を貯めておく必要もあるでしょう。

返済は自分達の世代で

そして、住宅ローンの返済は、基本的に自分達の世代だけで完済していくことが望ましいものです。子供達の代にまで、ローンを返済させるようでは、本当にそのローンが正しいものであったのかが疑問です。精魂尽き果てるまで、苦労して返済する必要が本当にあるのか、現状のままのローン返済で本当に良いのかどうか、今一度考え直してみては如何でしょうか?

住宅ローンについて勉強する

通常、住宅ローンの選択は、全期間固定型ローンなどの長期固定のローンを選択しなければ、数回程度はローン選択の機会が訪れることになるはずです。その都度、自身にとって最適な住宅ローンを選択していくわけですから、必要最低限の知識は必要だと言えるでしょう。

もちろん、すでに、住宅ローンを支払っているという方でも、短期固定期間型ローンや変動金利型ローンを選んでいるのなら、常に金利の動向を気にしていないといけません。まだ、そういったことに疎いという方でも、今からでも遅くはありません。まずは、基本から、勉強してはみては如何でしょうか?。

また、重要なことですが、住宅ローンの選択は、最終的に自分達の選択で選ぶようにしましょう。決して業者任せにせず、最終的な決断は自分達でするのです。なぜなら、業者が介入すると、利害が発生する場合があるからです。業者側や不動産業者の利害が発生するということは、消費者側の思惑や利害などは関係なく、消費者側の不利な状況になることが少なくありません。

だからと言って、業者側の意見がすべて正しくないということは言えませんので、それら業者側の意見を聞いた上で、最終的には自分達で決定するのが好ましい選択と言えます。また、住宅ローンについて学ぶことは良いことなのですが、学ぶ期間が長すぎて、有利な低金利時期を逃してしまっては元も子もありません。住宅ローンを学びながら、常に金利動向には目を向けておくようにしてください。

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>> 基本から学ぶ賢い住宅ローン選び
住宅ローン選びは、人生の中でも大きな決断の一つと言えます。選択を間違えば、支払う必要のない金利を支払うことも考えられる商品なのです。それも数叙怏~という単位ではなく、数百万円という単位にもなりかねないローン商品なのです。そうしたことにならない為にも、利用者自身が賢い借入れ方法を学ぶようにしましょう。

(1)住宅ローンとは?
(2)住宅ローンの基本
(3)住宅ローン金利タイプ
(4)住宅ローンの選び方
(5)住宅ローンの返済方法
(6)住宅ローンの借換
(7)住宅ローン繰上げ返済
(8)住宅ローンについてのまとめ

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