もしもの時は賃貸には嘘?

物件は購入したが、突然の転勤命令や事情があって引越ししなければならなくなるなど、将来には何が待ち受けているかわかりません。特にサラリーマンであるなら、可能性が高いのが転勤です。
せっかく、一生住み続けようと思って購入した物件なのに、突然、会社からの転勤命令で、引越しを余儀なくされたという場合、こうした時、購入した物件はどうすれば良いのでしょうか?多くの人は、空き屋にしておくのはもったいないと、賃貸にしたり、又は諦めて売り払ってしまうという方もいるかもしれません。しかし、中には勘違いしている方もいて、もしもの時には賃貸に出せば、毎月の返済額程度はそれで補えると思っているようです。それは大きな間違いです。
まず、賃貸での収入はあまり期待できません。周辺賃貸相場価格よりも高額で借りてくれる人がいれば別ですが、まず見つけることが大変ですし、そうはいないはずです。そして、購入した物件には、毎月のローン返済以外にも、固定資産税や、マンションであるならば、管理費、修繕積立金などが別途必要になります。これらを支払うと家賃収入で利益を得るのは、とても難しいのです。
もしかすると、多少の利益はでるかもしれませんが、多くの人が差し引き赤字になることが多いようです。
さらに、賃貸に出せばすぐに借り手が付くわけではありません。すぐに見つかれば幸運なのですが、その間にタイムラグがあるはずです。さらに、自分達だけで見つけようとすると、手間と時間を要しますので、大抵は、不動産業者の手を借りるはずです。そうすると、またその業者に支払う手数料等が掛かるわけです。
そして、さらに悪いことに転勤中に家族ごと転移すると、転勤中はローン減税が適用されません。(平成15年度税制改正により、転勤後、家に戻ってくれば残りの期間は適用されることになりました。)
なので、ローン減税を適用する為には、必然的に夫一人の単身赴任となってしまいます。このように、物件購入直後、すぐに転勤になったりした場合は、まさに不運としかいい様がありません。ローンが残っている場合も同様です。
よく業者側の売り言葉として、「もしもの時は賃貸に出せば大丈夫」と聞きますが、それは嘘だと言うことがよく分かるはずです。


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